O.N.planning
stuff eye☆

スタッフコラム、釣行レポート、マニア談義、・・・etc.

stuff eye☆ TOP
TOP

スタッフ名、ルアー名、釣行フィールド等で検索できます☆

今回は 熊谷雄一 eye☆  2017/10/06 RELEASE !!

こんにちは、開発スタッフの熊谷です。
僕のeye☆はオリジナルワームの作り方を紹介したいと思います。

まず、基本から。
一般的にワームはポリ塩化ビニールに可塑剤を混ぜて作られています。
ポリ塩化ビニールとは消しゴムのような質感の素材で、そこそこ堅いです。
可塑剤とは簡単に言うと合成樹脂などを溶かし柔らかくする薬剤です。
二つを混ぜることによってワームのような柔らかい原料(素材)になります。
その素材を一度加熱して溶かし、それを型に流し込み冷やした物が商品として売られています。

では、本題の作り方に。
上記に書いたことを踏まえて、必要な物は素材と型です。
素材は専用原料の他にいらなくなったワームを加熱することでも使用できます。
※NBC、JBで使えるのはエコワームとして販売されている状態のワームのみです。エコワームを溶かして固めたワームは使用できません。

次に型です。
型はまず、作りたいワームの形に作ったワームモデル(オス型)を用意し、
それをもとにワーム原料を流してワームを作る生産型(メス型)を作ります。

■オス型製作■
ワームモデル(オス型)は、個人的に制作する場合は木などを削って作るのが簡単です。
木の種類は色々ありますがおすすめはバルサという木材です。バルサはホームセンターで簡単に手に入ります。とても柔らかく、加工しやすいです。
まずバルサで制作したいワームの形を作ります。
もう一段階専門的なもので製作したい場合はクレイという素材を使います。
クレイは粘土みたいな素材で一般的に造形用に使われ、車などのプロト段階で使われたりしている物です。
クレイはトースターなどで加熱すると柔らかくなり、常温になるとプラスチックの様に堅くなります。
加工がしやすく、使い勝手が良い物です
値段は1000円位です。

■メス型製作■
次に原料を流し込んでワームを作る型(メス型)です。
型の素材は金属でなくても大丈夫です。溶かしたワームを流して容器の型が溶けないものなら使用可能です。
気を付けたいのは溶かしたワームは高熱のため、万が一、手に触れるとやけどをします。
また、十分な換気も必要です。加熱したワームは体に悪い煙が出るので注意が必要です。

型には2タイプあります。
1)ハンドポワードという片面を平らにして作る方法。ONのワームはこのタイプになります。細かい部分まで作業ができるので手先が器用な人は凝ったワームを作ることができます。
2)インジェクションというハンドポワードを2つ重ねて作る方法。
こちらは塩を入れたり圧力をかけて作るため、専用の機械が必要です。大手メーカーさんでは主にこの製造方法で生産をされていると思います。


↑ハンドポワード


↑インジェクション

オリジナルに向いているのはハンドポワードです。


では、実際にメス型を作る工程を紹介します。
以下全てに共通でワームモデル(オス型)が入るプラスティック等の容器を用意。

【初級編】
 粘土
   ・粘土にワームモデルを押しつければ完成です。
   ・100均で手に入る。
   ・デメリットは固まらないので型が変形する。

【中級編】
 石膏
   ・石膏は安価で液状なので型にしやすく、固まってしまえば形状変形しない。
   ・400〜500円位で購入できる。
   ・デメリットはワームモデルを型から取りづらい。
 ・UVレジン
   ・100均で手に入る。
   ・ワームモデルに流し、ブラックライトか日光で硬化。

【上級編】
  シリコン
   ・液状なので型にしやすく、固まってしまえば形状変形しない。
   ・耐久性があり、ワームモデルが型から取りやすい。
   ・デメリットは高価(3000円以上)なこと。

以上が素人でも作れるメス型の作り方です。


意外と簡単にオリジナルワームが作れるので、注意点に気を付けていただいて1度挑戦されてみてはどうでしょうか。自分で作ったワームで釣れた時・・・大興奮ですよ(笑)。









 copyright© O.N.planning all rights reserved